歌のレッスン、私の初めての歌レッスンは高校生の時でした。
音楽科のある高校に入り、個人レッスンが授業に組まれているという素晴らしい環境‼️
山形北高等学校、音楽科は私の自慢の母校です😌❤️
ここでの音楽ライフがなかったら今がないと思います。
当時の先生方、同級生、ほんとに感謝しています。今でも大事に思っています。
ここからレッスンを受ける毎日がスタート。歌のレッスンは週に一回、マンツーマンのレッスンが組まれており、高校もそうでしたが、その後進学した国立音大声楽科のレッスンもマンツーマンで週一回ありました。
よく、どのくらいのスパンでレッスンを受講するのがいいですか?と質問をいただくのですが、この先、どうなりたいか?でそれぞれに良い頻度はありますが、筋肉的、反射的な意味合いではやはり週に一回のレッスンがベーシックであり、効果があると思います。
期間はそれぞだと思いますが、週に一度、一年、その後は月2回、1回、またはLiveやレコーディングなどの必要時に利用する、というのが良いと思いますし、私のクライアントさんも上手く組み合わせてご利用されています。
レッスンの意味、はたくさんあると思いますが、
声は、自分ではなかなかわからないものです。きちんと音程やリズムはあらまし歌えていても、曲により、どの音色が良いかはなかなか自分で判断がつきにくいですね?
どんなに上手い人でも、もっと良くなる、というような声の使い方があったりもします。
レッスンでは、
・基礎力を上げる
・安定させる
・ニュートラルを知る(良い状態、ですね)
・二ュートラルに戻す
・様々なバリエーションを知る
・様々なバリエーションを創る
・繰り返し練習する
・一人では出来ない練習やビルドアップ
・練習の仕方を得る
・自信をつける
・表現を広げるネタを仕込む
・音楽の基礎を知る、得る
・音楽のルールを知る、得る
・個性を見つける
・個性を伸ばす
・人前に立つための予行演習をする
・音楽、エンタテインメントの道に対し、真っ直ぐに向き合う姿勢を知る、学ぶ
・楽しさを得る
思いつくまま上げましたが、レッスンは必要じゃない、という人はそれでももちろん良い訳です。
レッスンなんかしなくても、自由に、壊さず歌える、それならそれでok!!なのですから😌
でも、例えば、天才的なプロゴルファー、タイガーウッズにもトレーナーは付いています。
ウッズに誰が教えるの?というところですが、微細な筋肉の動き、身体のブレ、頭の位置、などなど、弱い部分をきちんと分析し導くトレーナーがいる訳です。
また、よくフィギュアの世界やテニスの世界などでコーチは誰か、話題に上がりますが心理的に導くのが上手く、名コーチは決まっています。
また、落語の世界では、師を選ぶのも芸のうち、というそうですが、どのトレーナー、コーチに師事するか、は重要だと改めて感じます。
私自身も、たくさんの先生を経験してきましたが、クラシックを歌っていた時代は師匠という存在は遠く怖い存在でした。それだから鍛えられた作法や礼儀などはもちろんありますが(まだまだでしたが;)エンタメの世界で自分がサポートする側になってみると、アーティストは心の拠り所となる、それでいいよ!と行ってくれる存在が必要なことが多々ありますので、アーティストの皆さんの指針となって隣でサポートできるような存在でいたいな、と思っています。
レッスンはそういった意味で、アーティストが色んな意味で、自分のバランスを確認する場所だといいですね。
皆さんのレッスンライフも充実したものでありますように!!
ボイスビルダー阿部あかね